トップメッセージ|経営方針|IR情報|株式会社放電精密加工研究所(HSK)

IR情報

トップメッセージ

堅実な企業文化を継承し、未来に向けて「HSKブランド」を創り上げていきます。

代表取締役社長 工藤 紀雄

2018年5月
代表取締役社長  工藤 紀雄

 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 ここに第57期(2018年2月期)決算のご報告をお届けするとともに、今後の事業展開についてご説明させていただきます。

2018年5月25日付けで、二村勝彦を取締役会長、工藤紀雄を代表取締役社長とする新体制が発足しましたが、社長就任までの経歴と今の想いをお聞かせください。

 私は当社入社以来、本社管理部門で経理・人事業務に携わっていました。
 2004年に現MPソリューション中部事業部に異動し、主に表面処理事業に関わり、現在の航空機エンジン部品事業の契機となる取り組みを手掛けました。2012年には岡山県の原動機事業部へ異動し、ガスタービン部品事業の再構築に取り組んできました。2015年に本社へ戻ってからは事業推進・経営改革推進担当として経営に携わり現在に至ります。このたび経営の舵取りを担うこととなり、創業者の二村昭二、現会長の二村勝彦をはじめとする先輩方から教えていただいたことに対して恩返しを果たすとともに、これまで当社の成長を支えていただいたお客様、株主の皆様の期待にお応えするべく社業のさらなる発展に尽力してまいります。

当期の営業状況についてお聞かせください。
金型セグメントの牽引により増収・増益を確保。

 第57期(2018年2月期)の連結業績は、主に金型の伸びが牽引し、売上高および営業利益は前期実績を上回りました。期初計画に対しては売上高、営業利益は未達となりましたが、持分法適用会社の好調を受け投資利益が増加したことから親会社株主に帰属する当期純利益は計画以上の増益を確保いたしました。
 営業状況をセグメント別に振り返ると、放電加工・表面処理は航空機エンジン部品事業では、本格生産に移行した低圧タービンブレードを中心に売上が拡大し、産業用ガスタービン関連部品事業も堅調に推移したことから全体で増収となりました。しかし、利益面では、前期末に発生した成田事業所の爆発事故に伴う代替生産が原価を押し上げたことなどにより、営業損失を計上する結果となりました。金型は、自動車排ガス規制の強化を追い風にし、セラミックスハニカム押出用金型も、住宅向けの受注増に加え、交通機関・輸送関連向けの受注が好調に推移しました。その結果、売上高は大幅な増収となりましたが、増産対応の設備投資を実施したことにより、営業利益は微増にとどまりました。機械装置等は、自動車関連のプレス部品加工で一部アイテムが減産となった影響などから、全体として減収・減益となりました。

今期の業績予想についてお聞かせください。
大幅増収・増益を予想。さらなる成長への基盤づくりを進めていきます。

 第58期(2019年2月期)の連結業績は、引き続き売上の成長と収益性の改善を見込み、売上高117億76百万円(当期比10.5%増)、営業利益9億54百万円(同145.5%増)、経常利益10億4百万円(同114.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6億60百万円(同86.2%増)と、大幅増収・増益を予想しています。前提として、成田事業所の爆発事故による影響の解消、金型セグメントにおける需要拡大の持続、航空機エンジン部品事業の本格量産などを見込んでいます。

中期経営計画の進捗と今後についてお聞かせください。
「常に信頼と感動を与える企業」を目指し、売上・利益を大きく伸ばします。

 当社は、3ヵ年の業績目標を定めた中期経営計画を推進し、経営環境の変化に機敏に対応するため、毎期ローリングの形で計画内容の見直しを図っています。第58期(2019年2月期)からの3ヵ年中期経営計画では「常に信頼と感動を与える企業へ」をスローガンとして掲げ、安全第一への意識改革とその浸透を図るとともに、事業の選択と集中を図ることで収益基盤の安定性を高め、持続的に成長する企業を目指してまいります。
 そのための具体的な事業方針として、「①安定事業のさらなる生産体制・技術力の強化」「②単一工程の受託加工から一貫加工への転換を図り、部品メーカーへの成長軌道へ」「③海外市場への拡販」「④AI・IOTを駆使した次世代ものづくりの探求」「⑤自社開発・他社とのオープンイノベーションによる新規事業の創出」の5項目を実施してまいります。
 まず、現在収益の安定している既存の事業に関しては、生産体制と技術力を強化し、また、経営の効率化を進めることで収益力を高めてまいります。次に、部品メーカーへと躍進すべく数年かけて構築してまいりました航空機エンジン部品事業ですが、第57期(2018年2月期)から本格量産が始まり、第59期(2020年2月期)からの黒字化を目指して、成長ステージへの軌道に乗りつつあります。他の事業においても、単一工程の受託加工から部品メーカーとしてビジネスモデルを築くべく、一貫加工への転換を進めてまいります。第60期(2021年2月期)の連結業績における売上高134億円、営業利益13.7億円を実現する計画です。

株主の皆様へのメッセージをお願いします。
「HSKブランド」として広く認められる、新しいビジネスの構築を目指し、新たな企業文化を育てていきます。

 今回の期末配当は、予定通り1株当たり15円(前期同額)とさせていただきました。第58期(2019年2月期)の期末配当は、前述の業績予想に示しました大幅な利益改善を見込み、1株当たり22円の増額を予定しています。
 当社の株主還元方針は、30%の配当性向をひとつの目安として、安定かつ継続的な配当を基本方針としております。これからの当社は、既存事業をベースとしながらも、一貫加工による部品メーカーとしての事業基盤を築き上げ、さらに新事業・新アイテムの開拓によるステップアップを目指してまいります。
 株主の皆様におかれましては、その将来における企業価値の拡大にご期待いただき、今後とも当社事業への長期的なご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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